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バレエの物語
知るほどに感動も増してゆきます。

椿姫 - Le Dame aux Camelias

マルグリットは名うての美女と評判の高級娼婦。男性客の称賛を受け豪奢な生活をしていた。

アルマンとマルグリットの出会いはバレエ『マノン』上映中の劇場だった。

終演後、マルグリットの自宅に招かれた客の中にアルマンも居た。

しつこくつきまとう青年貴族に嫌気をさしたマルグリットはアルマンに気のあるそぶりをしたことがきっかけとなり、イタズラ心でアルマンに近づいたマルグリットだったが、彼からひたむきに愛を告白され、心を動かされる。

アルマンと2人だけの日々を過ごすマルグリットの元にアルマンの父がやって来て、娼婦に熱を上げる息子の将来を心配してマルグリットに身を引くよう懇願する。

マルグリットはアルマンを愛するがゆえにその願いを受け入れ身を引いた。

マルグリットとアルマンの愛の結末やいかに…?!

みどころ

  • マルグリットとアルマンのデュエット(アルマンの告白)
  • ガーデンパーティ
  • マルグリットとアルマンのデュエット(深まる愛)
  • マルグリットとアルマンのデュエット(つかのまの愛の再燃)

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カルメン - Carmen

セビリアのタバコ工場で働くカルメンは、自由気ままに生きる女。

ある日仲間同士のいざこざから乱闘騒ぎになり、牢に送られることになる。その護送を命じられたのが生真面目な伍長ドン・ホセ。

カルメンはこの場から逃れようと彼を誘惑し、ついにカルメンの魅力に負けてホセはカルメンを逃がしてしまうのだった。

酒場で再会したしたホセはますますカルメンの虜に。一方カルメンも自分を助けてくれたホセに少しほだされたのか、2人は濃密な時を過ごす。

しかしホセがどんなに愛しても、彼女の心はいつしか闘牛士のエスカミーリョに…

そんなカルメンに翻弄されるホセがとった行動は…!

みどころ

  • ホセのソロダンス
  • カルメンとホセの愛のパ・ド・ドゥ
  • ホセとカルメンの対決

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海賊 - Le corsaire

海賊の首領コンラッドと彼の部下ビルバント、アリを乗せた船が航海中嵐に巻き込まれ難破してしまい、海に投げ出された彼らはトルコ軍が占領しているギリシャの島の海岸に打ち上げられる。

そこへギリシャの若い娘達が彼らを見つけ介抱する。

その中でも最も美しいメドーラとコンラッドはお互いに一瞬で恋に落ちたのだった。

しかし、その場にトルコ軍がやってきて娘達を一網打尽にしまう。彼女たちは奴隷商人の手に渡り、市場で競売にかけられることになる…

それをを知ったコンラッドはメドーラを救う為にアラブの商人に変装し、競売場へ向かう。

コンラッドは無事メドーラを救出できるのか?!

みどころ

  • さまざまな民族の女性達のエキゾチックな踊り
  • 奴隷商人とギュリナーラ(メドーラの友人)のパ・ド・ドゥ
  • アリの踊り
  • コンラッドとメドーラのパ・ド・ドゥ
  • セイド・パシャのハーレムでの宴

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オネーギン - Onegin

ロシアの片田舎のとある村に、母ラーリナ夫人と妹オリガと共にタチャーナが暮らしている。年頃だというのにおしゃれに興味を示さず本を読んでは空想に浸っている。

ある日、オリガの婚約者である詩人のレンスキーが、初めて見る友人を連れてタチャーナの屋敷を訪れる。

黒ずくめの装いに垢抜けた立ち居振る舞い、周りの無邪気な若者達とは全く違った知的な雰囲気で都会に住むこのオネーギンという男にタチャーナは一目で夢中になる。

この人こそ待ちわびていた理想の恋人だ…と。

その夜、タチャーナは抑えきれない想いを手紙で伝えようと筆を走らせながら、うとうとと眠りに落ちる。

すると夢に愛しのオネーギンが現れ、タチャーナの想いを受け止めてくれるのである。

夜が明けはじめた頃目覚めたタチャーナは一気に恋文を書き上げ、期待に胸を膨らませ乳母に彼に届けるようことづける。

しかし手紙は無残にも突き返されてしまい…これから巻き起こる波乱の始まりとなってしまった…

みどころ

  • 鏡のパ・ド・ドゥ
  • 決闘を待つレンスキーのソロ
  • オネーギンのモノローグ
  • 手紙のパ・ド・ドゥ

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スパルタクス - Spartacus

紀元前73~71年にかけて、ローマ帝国の軍隊は、軍司令官クラッススをリーダーとして近隣諸国を次々と征服し、何千人という人々を捕虜にしていく。スパルタクスもその1人。

ローマ城壁のそばで、貴族に売るための奴隷の選別が行われ、スパルタクスと妻フリギヤは抵抗もむなしく引き裂かれてしまう。

クラッスス邸では大酒宴が開かれている。クラッススに買われてしまったフリギヤの目の前では酒宴に興を添えるために2人の剣奴が広間に引き出され、目隠しでの死闘を繰り広げる。

勝者の仮面が取られると、それはスパルタクスだった。自分と同じ虜囚を殺してしまったスパルタクスは、権力者への激しい憤りを感じ、剣奴の営舎で仲間達と蜂起を誓い脱走を企てる。

アッピア街道を進んでいく反乱軍のリーダーはスパルタクス。賛同者がどんどん反乱軍に加わっていった。

反乱軍はクラッススの別荘を包囲する。スパルタクスはそこでフリギヤと再会する。

貴族達と酒宴に興じているクラッススの前にスパルタクスは現れ、決闘を望むが、クラッススは赦免を哀願する。

スパルタクスは皆に腰抜けぶりを見るがよいと、クラッススを追い返してしまう。これが後に自分の命に関わることになるとも知らずに。

みどころ

  • スパルタクスを中心とする男性の大規模な群舞
  • 再会の喜びにひたるスパルタクスとフリギヤのアダージョ
  • 勝利に酔うクラッススの酒宴
  • 合戦シーン

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